|
■ポーズをするヨガ=ハタヨガ■
一般的に私達が認識している「ポーズを作って体を動かすヨガ」のことを、「ハタヨガ」といいます。「ハタ」のハ=「HA」は、太陽、吸う息、陽の流れをあらわし、タ=「THA」は、月、吐く息、陰の流れをあらわします。「ハタ」とは、太陽と月、陽と陰が、一つに結ばれたもの、という意味です。相反する二つのエネルギー、すなわち、陽の太陽と陰の月のエネルギーが、調和的に平衡を保ちながら一つに結ばれることで、強力なパワーが生まれるのです。
私達の身体も、陰・陽の流れによって営まれています。これら二つの流れが、完全な平衡を保っている時に完全な健康を味わえるのです。ヨガポーズは、この認識の上につくられています。
身体は、心のちょっとした衝動にも反応し、心の状態は、身体条件に大きく影響されます。この相互関係がハタヨガに利用され、心と身体の両方を健やかにするのです。
■ハタヨガの源■
ハタヨガは、十〜十三世紀に、大地母神のシャクティ女神を信仰するヒンズー教の一派と、タントラ(密教)が統合されてできたといわれています。生物(人間もです)の基本的調べは、植物的な、タ=THAの働き(自然、創造性=女性原理)によって、支えられています。本来のハタヨガは、今まで制御されるべきものとされ、切り捨てられてきた「大地の女神的」な女性原理や、生命力を持つ肉体の価値を大切にします。
|